土屋きみやす−ツッチーレポート

2008年04月の記事

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2008年4月30日(水) 19:04

2008/04/30 19:04

最近続けて、ばったり2人の大和市職員に出会った。

 1人は、或る日偶然、都内某所の或る機関に同じ目的で行ったとき出会った。
 本来の用事の前後(特に帰りは一緒に電車で帰ってきた)に話した内容のほとんどは、土屋市政時代の大和市のことであった。
 “都市計画決定事業”に対する私の理解度の高さ(私にしてみれば、これが普通ですが)や、住民との協働、市民の参加、様々な先進行政実例に対する評価であり、去年までの市政への懐かしさ、トップダウンの内容の質の高さなどであった。
 職員間の動向など、市役所内部の話も興味深かった。

 その翌日、また別の職員と市内の或る農家でばったり出会った。
 その時は、わざわざ車を農家の庭の端に寄せて降りてきて挨拶された。
 本当に立ち話程度であったが、大和市役所の実情が手に取るように解った。
 いろいろ話してくれたが、中でも「市長(私)の頃は、理論と理論のぶつかり合いで、政策を決定し、進めてきたのに・・・・・」という感想が印象的だった。

 2人の話を聞いて、1つのソ連時代の小話を思い出した。
 くどいようだが、これから紹介する小話はソ連のことである。

 或る男が、赤の広場の真ん中へ行き、「フルシチョフは大馬鹿だ!」と3回連呼したところ、たちまち捕まり、即席裁判で判決はシベリア送り、終身刑に。
 「そんな無茶な、国家元首侮辱罪は禁固六ヵ月のはずじゃあー」と抗議したところ、裁判長いわく、「罪名が違うぞ。お前のは国家重要機密漏えい罪じゃ」。

  ソ連の話である。

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2008年4月23日(水) 22:44

2008/04/23 22:44

 久しぶりのブログ更新である。

 大正大学の授業が今年度は春期も受け持つことになり、4月22日から始まった。
 昨年の秋季から、従来の内容に加えて更に講義を充実させているつもりなので、その分、準備に費やす時間が増える。

 また、新たで大きな目標にチャレンジしようと準備も始めた。
 その為にはまず研究である。本や資料を入手し、次々と読み始めている。

 或る会社のお手伝いも始めたので、その仕事に関しても若干の時間が費やされる。

 更に、先日は或る地方の議長会から講演依頼が来た。
 複数の自治体議会議員が対象で、二百数十人の議員や議会事務局職員が対象とのことである。
 まだ先だが、今からファイトが湧いてくる。

 市内の各種団体等との交流も相変わらず続いている。
 このたび、大和市レクレーション協会所属の“大和市民謡協会”から会長就任の依頼を受けた。
 総会で、全員が賛成、それも拍手で承認されたとのことである。
 ありがたいことである。
 歴代会長の渡辺さんや甘木さんが築き上げてきた同会をさらに発展させるのが私に課せられた責務であり、その責任の重さに改めて身が引き締まる。

 また、以前私が会長をしており、現在名誉会長をしている“大和市文化連盟”の会長から「総会ならびに理事会へ是非出席してご挨拶を」という依頼があった。
 昨年、物を知らない某人物から、挨拶で“政治的な団体”と決め付けれた団体である。
 出席した私は、挨拶で地方自治法第二百三十二条の二の紹介をした。
 いわく「普通地方公共団体は、その公益上必要がある場合においては、寄付又は補助をすることができる。」
 当日は総会であり、その議案の決算にはもちろん、今年度の予算にも大和市の今年度の補助金が組み込まれていた。
 歴代市長が“公益上必要がある”と認めて補助をしてきた団体であり、決して“政治的な団体”ではない事を説明したのである。
 物を知らない人以外にとっては“常識”であるが、改めて出席者は溜飲を下げたようである。

 このところ、パソコンのマウスと楽器とゴルフで、右腕の腱鞘炎が痛む。
 更に裏山のタケノコ掘りをしなければならない季節である。

 ライブは5月25日の「大和ブルーグラス・フェス」まで一段落だが、練習はしなければならない。
 最近、後輩がプレゼントしてくれた10数枚のLPレコードを、これまた別の友人がプレゼントしてくれたマシーンでCDにプリントしている。
 
 右腕の二の腕と肘と手首をかばいながら、楽器以外のパソコン、ゴルフ、タケノコ掘りが続く。

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2008年4月8日(火) 18:39

2008/04/08 18:39

久しぶりに良い映画を観た。
 「明日への遺言」である。
 もともと私は、極東国際軍事裁判(いわゆる「東京裁判」)にはオブジェクション(異議・反対・不服)を唱えている。

 その理由 @ 戦勝国が戦敗国を裁くことの正当性への疑問。
       A 「平和に対する罪」などという、事後法適用の欠陥。
       B “法の不遡及性(法は遡らず)”違反という重大ミス。
 などからである。
 
 裁かれるべきは、東京や名古屋などへの大空襲や広島と長崎への原爆投下という非戦闘員の大量殺りくを行ったアメリカこそ糾弾され裁かれるべきなのである。

 戦後の昭和史評価は“一億総懺悔”で、戦犯が祀られている靖国神社を毎年8月15日になると問題にする。
 
 戦犯はA級だけではない。この岡田中将のように世界各地でB級C級の戦犯とレッテルを貼られ、死刑になった人々が1,000人近くいることはもっと知られるべきであろう。

 さて、この映画の良い所は、弁護士はもちろんだが、検事や裁判所の判事までもが岡田資中将の人格に魅せられて行く、その表情や言葉である。
 また、映画や小説に不可欠な悪者が登場しないのも心地よい。
 ノンフィクションであるが故の結果であることを彷彿とさせる。
 膨大な日米の裁判資料等、史実に基づいている故の出来栄えともいえる。

 原作の大岡昇平著『ながい旅』も評価すべきである。

 それよりも何よりも、岡田中将が横浜法廷での自分の裁判を“法戦”と呼び、米軍の非人道的無差別暴爆撃の非を鳴らし、自分一人が死刑になることで部下を助けるという、裁判闘争の多くのシーンに感動した。

 岡田資(たすく)中将役の藤田まことも良い演技をしている。
 私の稚拙な映画解説より、ぜひ観て頂きたい映画である。
 原作を読むのもよいであろう。
 

 ところで、国を越えての裁判という観点から、最近の横須賀米海軍兵士のタクシー運転手殺人事件でまた話題になった「日米地位協定の身柄引き渡し条項」や、ロス疑惑事件に関しての日本での最高裁判決と殺人事件に時効のないアメリカの対応の違いなど、今後もずっと起き得るであろう国家間の問題などに関しても問題を提起してくれている。

 さらに余談をひとつ。
 映画の中で藤田演じる岡田中将が「政府と違い、軍には統帥権というものがある 云々」と言っていた。
 この“統帥権”がまた曲者で、中国大陸などあらゆるところで「上官の命令は天皇陛下の命令」と利用され、また「統帥権の干犯だ!」と利用されたことが日本を戦争の泥沼に引きずり込んだのだが、一般には解りずらい。

 軍と行政の違いは今でも解りずらいらしい。
 昨日、テレビ番組で「源頼朝が鎌倉幕府を開いたのは1192年と教えているが、この年は頼朝が征夷大将軍になった年で、1185年に既に全国に守護・地頭を配置しているから、間違いである。」といっていた。
 しかし、これこそ勘違いである。
 “幕府”とは戦場の司令部のことであるから、征夷大将軍にならないと幕府は開けない。
 全国に守護(治安などを担当)や地頭(土地管理などを担当)を置いたのは、いわば地方行政官を配置したもので、軍時体制ではない。
 “幕府”を政府(行政体)の呼称と安易に理解している結果である。

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2008年4月4日(金) 21:51

2008/04/04 21:51

 3月いっぱいで、無事に大和市役所をリタイアした何人かの職員の方から、電話やお手紙をいただいた。
 直接ご挨拶に来られた方もいる。
 その方々から聞くさまざまな大和市役所のお話を紹介したいが、大人げないので止める。

 共通しているのは、無事に仕事を全うできたお礼、土屋市政で働けた感謝、そして「市長(私のことー筆者注)の名前で退職辞令をいただきたかった」というようなことである。

 4月4日は“清明”、「草花が咲きはじめ、万物清新の気に充ち溢れる」という意である。
 私の誕生日である桃の節句も旧暦では4月8日。
 良い季節である。

 私も大学、大学院、地方議会、自治体、更には企業などからさまざまなお話をいただいている。
 徐々に具体化する内容は、そのつどご報告をさせていただく。

 「大和市のことにもっとふれて欲しい」という御要望も、実は今日も直接受けたが、現状の大和市に対する認識とその感想や評価(?)は、ほとんどの方が共通しているので、わざわざ言及するまでもない。

 むしろ、将来性のある世界に広く目を向けて行きたい。

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