土屋きみやす−ツッチーレポート

2010年04月の記事

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2010年4月21日(水) 00:13

「イギリス紀行」閑話休題

 イギリス紀行は他人によっては“閑話”だろうから、“休題”して、最近思う事。

 イギリスから帰った3月のある日「みんなの党(Your's Party)」の江田けんじ衆議院議員と30分ほど話した際の冒頭、私は次の3つのことを言った。

  @ 7月衆参同日選挙もあり得る。
  A 自民党は、近々Melt Down(溶ける)する。
  B 民主党は(少し先になるが)分裂する。

 江田代議士はAとBについて同意したが、@は否定した。

 でも、衆参同日もあり得るのである。
 何故か?
 民主党は自民党時代に、安倍→福田→麻生内閣を「たらい回しだ。選挙で信を問え!」と批判していたのだから、鳩山内閣が立ちいかなくなった時には、たらい回しは出来ないはずで必然的に解散する、というのが論理的帰結なのである。

 最近、仙谷大臣が「衆参同日選挙もある」と発言した。
 ほら見ろ!

 その時、すなわち鳩山さんは辞任して、たとえば菅直人氏が総理大臣となり解散を断行、民主党の小沢氏は幹事長を表向き辞任して(それでも実態はパピット・操り人形を幹事長にしておいて)本人は選挙に全力で突入。
 それでも支持率急落の民主党は衆議院でも単独は望めず、「公明党」や「立ち枯れ(失礼)たちあがれ日本」などと連立を組む。
 いま残っている自民党の中からも離党者が出て、民主党との連立にすり寄るのが出てくる。
 悲しい、政治家の性(さが)である。

 現在、小沢さんが水面下でやっていることは自民党の分断工作である。

 他方、悲しいことに自民党の中に、このような民主党分断を工作できるサムライも策士もいない。

 でも、いずれは民主党も分裂するのである。
 次か、その次の衆議院選挙後、小沢さんのほうと、反小沢グループが分かれる。



 そうそう、先ほどのみんなの党の江田さんに私が申し上げたこと。

 7月の参議院議員選挙で、みんなの党は議席を増やすだろうが、天王山はその次の衆議院選挙である。
 少なくとも、首都や近畿圏の全選挙区に候補者を立てるべきである、と。
 時間がない。衆参同日もあり得るのだから・・・と。

 自治体首長の新政党も立ち上がったようだが蟷螂の斧であろう、やはり次の政界の立役者は「みんなの党」である。

 で、民主党にお願いしたい事。

  @ 鳩山総理大臣には、いつまでもあの気持ちの悪い飛び出そうな目玉でカメラ目線をするブラ下がり記者会見を続けてほしい。
  A 悪役面の小沢さんは幹事長を辞めないでほしい。
  B テレビに出るたびに支持率を下げる軽薄な民主党国会議員達は、これからも出て欲しい。

 それで支持率がどんどん下がるからである。

 基地問題の難しさを知らず(「腹案がある」と言った時の馬鹿づら)や「朝三暮四」という言葉を知らなかった鳩山さん、「天地神明に誓って・・・」といったが、「天に口なし、人をして言わしむ」という言葉があることを御存じか。
 天すなわち国民・有権者は「金を母親から貰っていた事を知らなかった」なんて信じていない。
 天に唾するなよ。

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2010年4月13日(火) 11:58

イギリス紀行(前回その6の修正)

 前回の文章表現を訂正いたします。

 まず、Roundabout(環状交差路)に「英語のロータリーやサークル」と説明するのは変である。みな英語だからである。
 皆さまお気づきのように、正確には「米(アメリカ)語のロータリーやサークル」である。

 次に環状交差路の交通体系であるが、直進・左折優先というより、「まず先入車が優先で、それぞれ左方向に時計回りに回り、それぞれの方向に左折して出てゆく。」と書いた方がより正確である。
 これも皆さま、ご理解の事と思う。

 余談だが、私が大和市長の頃、小田急江ノ島線南林間駅前の田園都市(ここでは林間都市)の放射線状交通体系を、車の交通処理を更に本来の交通体系にするために改良したのが、現在の姿である。
 それぞれ、左から入り1条通り、2条通り方向(放射線方向)、西の中央道路方向へと進む交通体系である。
 駅前の広場にバスやタクシー乗り場を確保しなければならないので半円のロータリーであり、イギリスのRonundaboutやアメリカのロータリーのようにはいかないが、最大限、本来の姿を復活し、活用したものである。
 これには、「一般自家用車が乗り入れられない」という自己中心的な反対論もあったことは事実だが、そもそもここの駅前広場は小田急電鉄の土地であり、公共の為に提供していただき、交通体系の改良に協力していただいた結果の姿である。
 いずれにしても、これで交通安全の為の歩車分離と、スムースな車の流れが実現した。

 最後に、「イギリスの歴史と文化」というシリーズを掲載している「土屋研究所」のブログを紹介したが、「http://blog.goo.ne.jp/kimichan_tsuchy」である。
 訂正し、お詫びいたしますので、是非ご覧ください。

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2010年4月5日(月) 22:25

イギリス紀行(その6)

 私たちが日ごろ問題意識もなく、見たり、聞いたり、使っているもののルーツを知ることは、決して悪いことではない。
 雑学のような知識でも良いと思う。

 世界のまちづくりには、案外イギリスのガーデンシティを嚆矢とするものがある。



 この写真に移っているロータリーの植え込みの中の看板を、是非とも拡大してご覧いただきたい。
 ここには「UK’s First Roundabout Built circa 1909」と書いてある。
 要するに「イギリスの最初の環状交差路(Roundabout ・ 英語のロータリーやサークル)」とあり、「1909年につくられたサークル(circa)」とのことである。

 日本の各地で導入された田園都市も、ロータリーを中心とした環状道路が東西南北への4方向や放射線状に延びているのを見るが、この英国田園都市レッチワースのここのロータリーこそが原型なのである。

 今回の私のイギリス旅行は観光も目的でもあったので、ロンドン市内をはじめ、コッツウォルズ、ストラッドフォード・アポン・エーボンの他、世界遺産のバースやストーン・ヘンジにも行ったが、その途中の道中の、ほとんどの交差点には信号がなく、こうしたロータリーだった。
 こうした交通体系はアメリカやインドでも感じたが、私は信号よりも良いと思う。

 要するに、直進が最優先、左折(日本・イギリスなど左側通行の場合)が次、右折がその次で、先に入った方が優先、というドラィバーの譲り合いとルールに従うのという基本原則で成り立っているものである。

 今後このシリーズで他の事柄も順次紹介していくが、もう一つのブログ(「土屋研究所」http://www.geocities.jp/kimichan_tsuchy/)で連載中のシリーズ「イギリスの歴史と文化」もご覧いただきたい。

(注:この記事については4/13本文を訂正させて頂きました。「イギリス紀行(前回その6の修正)」も併せてご覧ください。

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