土屋きみやす−ツッチーレポート

2014年03月の記事

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2014年3月29日(土) 22:19

最近の講演等

 このところ若干気合いを入れてその気になっていた(特に準備するわけでもないのに、終わるまで気が抜けない状態)2日続いての講演が終わりホッとしている。
 3月27日には横浜開港記念会館での講演、同28日には大和の田園ロータリークラブでの卓話である。
 横浜のほうは、ここで設立(正式には4月1日スタート)した一般社団法人「国際音楽文化地域交流協会」という団体(私も理事に就任)主催の設立記念イベントであり、私は昼の部での講演である。
 題は「ペリー来航が近代日本の幕開けだった」で、あえて徳川幕府の優秀で豊富な人材と、その堂々とした外交力を評価する内容を中心に、約1時間お話しした。しかし、相変わらず時間が足りなかったので、ここで当日話せなかった事柄を付け加えてみる。

 1.ペリーは当時の第13代大統領フィルモアの“一般命令”で日本に来たのであり、決して戦闘命令ではなかった。

 2.既に日本は「異国船打払令」から、天保年間に「薪水給与令」に代えていたので、薪水・食糧(料)等の給与はしていたし、その代金は貰わないというスタンスだったので日米和親条約締結は開国でもないし、通商を始めたのでもない。(そのあとの日米修好通商条約は開国と通商開始の条約だが、世間ではこれらをほとんど同日に論じている)。

 3.老中首座の阿部正弘がもしあと5年生きていたら井伊直弼の大老就任もなく、岩瀬忠震達が日米修好通商条約批准の使節団としてアメリカに行っただろうし、安政の大獄もなかったであろう。

 4.その使節団の代表新見豊前守の従者玉蟲左太夫が『航米日録』に、「乗船したポーハタンでは海が荒れても毎日のように音楽を演奏してくれた。それは、とても心がやわらぎ、不安や苦労を忘れる、まことに音楽は欠くべからざるものだ」と書いている。
 (27日のメインは夜の部の、ペリー来航時の音楽の再現だった)。

 5.ちょうどペリーが来日した年「“嫌でござんす(1853)ペリーさん”」にロシアと英仏・トルコとのクリミア戦争が起きていたということを、最近のプーチン大統領によるウクライナ南部クリミア半島の編入問題から、ロシアにとっての戦略的要衝だということも歴史的観点から話したかった。

 などなど、思い出すと限(きり)がない。
 当日、100席の会場に150部用意してお配りした他に、レジュメと小論文の予備分が50部手元にありますので、御希望の方はお知らせください。
 そして、翌日の大和田園ロータリークラブでの卓話は「大和の歴史」というテーマであったが、それよりも懐かしい大和の皆様にお会いできてとても楽しかった。
 大和の歴史を旧石器時代から鎌倉時代・室町時代・江戸時代にかけて、北はつきみ野・公所・下鶴間から渋谷(中福田・下福田・上和田・下和田)まで、と30分の中でお話をした。
 1つだけ、言い間違いをここで訂正させていただく。  西暦2000年プレミアムの読売新聞のタイムカプセル開封を1000年後と言ってしまったような気がするが、もちろん100年後の2100年である。
 大和市内での講演は一昨年十一月の下鶴間コミセン30周年記念講演以来であった。

 さて、最後に最近の政治情勢を。
 みんなの党の渡辺喜美代表の8億円借り入れ問題である。記者会見の渡辺代表の後ろに「義心」という扁額が掲げてあり、それを見て思わず笑ってしまった。
 決して“義心”ではなく、“疑心”であろう。ワードの変換でも“疑心”となる。
 今日29日の読売新聞「編集手帳」にパロディ集から『平家物語』の「祇園精舎の鐘の声〜」をパロって「議員勝者の金の声、所業不浄の響きあり」とあった。
 いつの世も変わらない政治家とカネの問題である。
 今日の私の予定は、友人宅で音楽とお食事の国際交流ホームパーティである。
 講演や趣味の世界に日々明け暮れている私は、将に“我が世の春”を謳歌している。御安心ください。

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2014年3月12日(水) 15:21

講演会のお知らせ

 有り難い事にこの所いろいろと忙しく、またまたブログの更新をさぼっておりました。
 3月1日には横浜市港北区の藤が丘でブルーグラスのライヴを、9日には鎌倉でジャズのライヴを行いましたが、お蔭様で早々と申し込みが一杯になり、両方とも満席の大盛況でしたので、皆様には終わってからの御報告になりました。



 今後は、関係する会社の出張や各団体の年度末の会議や式典、横浜での講演会(別紙のフライアーを参照下さい)、大和のロータリークラブでの卓話、北欧からの親戚を招いての友人宅でのホーム・パーティ&コンサート(夫婦のデュエット出演)などが続きますので、相変わらずバタバタしております。
 皆様におかれましても年度末で何かとお忙しい事と思いますが、是非、3月27日(木)午後2時からの講演会にお出で頂けると幸いです。
 会場は、横浜の歴史的建造物「開港記念会館」ですので、春の一日横浜散策と合わせてお出で下さい。

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