土屋きみやす−ツッチーレポート

2016年07月の記事

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2016年7月31日(日) 13:48

都知事選挙はさておいて、春学期定期試験の採点と評価がとりあえず終わりました。

 都知事選挙は、とにかく「2度あることは3度ある」ではなく「3度目の正直」の人に当選していただきたいが、都民の選択民度と都議会の低レベルを見る限り、あまり期待しない方が良いかも・・・。

 さて、私の仕事である。
 大学の春学期試験は終わったが、その後が実は大変なのである。
 @ まずテストが無事に終わること。
 A 用紙がチャンと人数分回収できているか?
 B 採点に間違いや不公平はないか?
 C 評価(ランキング)に間違いや不公平がないか?
 D 期間内(8月5日午後5時締切)に評価(ランキング)を登録できるか?
 などなどである。

 とりあえず、採点とランキングが終わったが、これから更に締め切りまでチェックや精査をしなければならない。

 今年の春季は2時限目138人、4時限目127人というとても多い登録であったが、双方で10人程度が途中で脱落(出席日数不足や受験せず)している。この学生たちは「評価不能」の不合格(Z)で処理できるが、非常に残念で、気の毒なのは、出席日数は足りているのにペーパーテストの成績が悪く不合格(D=単位与えられず)にしなければならない学生がいることである。
 今回、双方のテスト(出題の内容は異なる)で100点満点は1人もいなかったが、全員が出来ないという問題もなく、全員が出来たという問題もなかったことには出題者としては満足している。
 それらの結果から、90点台に最高ランクのAAを付け、以下単位を与えられる学生にそれぞれA+、A、A−、B+、B、B−、C+、C、を付けた。
 大学側が求める「B+、B、B−、に受験生の30〜40%を」、という要望にも合致した設問であった。

 2時限目の回答で多かった間違いは、
 地方六団体のそれぞれの議長会(全国都道府県議会議長会・全国市議会議長会・全国町村議会議長会)のチョッとした間違いや書き損じ(町を長に)などが多くあり、残念であった。
 また、講義で「五日市憲法」を取り上げた為か、戦後の現行憲法制定時に参考にした明治時代の自由民権運動での憲法草案(私擬憲法)は?という設問で、五日市憲法と書いた学生が多かった。五日市憲法が発見されたのは昭和40年代なので不正解である。これも残念であった。

 4時限目での多かった誤りは、都知事選挙に関連して第179条の決議(「不信任・解職」)を「解散」としたり、西暦2000年施行の「地方分権一括法」を「自治基本条例」と書いた学生が案外多かったことなどである。(自治基本条例の授業に力を入れたせいであろうか?)
 また、四書五経の『大学』にある「修身斉家治国平天下」の中の文字を埋める設問で「○天下」の○に「三日」や「天上」とあり、明智光秀やお釈迦様を思い浮かべて苦笑した。さらに「炎」という回答も数例あり、思わず猛暑の中での採点だったのでこれには声を出して笑ってしまった。

 いずれにしても、少しでも回答者の意図を良く理解して採点したつもりだが、厳しくする所は厳しくしなければならず、将に「泣いて馬謖を斬る」の諸葛亮孔明の心境であった。

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2016年7月13日(水) 10:20

都知事選挙が面白くなりそう・・・。

 うんざりするような舛添さんが都知事を辞め、あまり期待感のなかった参議院選挙も終わり、いよいよ劇場型の面白そうな都知事選挙が始まる。
 馬鹿馬鹿しい石田純一さんなんぞという軽薄男が通行人のチョイ役で舞台の下手から出て来てすぐ下手に去ったり、山口敏夫さんなんぞという過去のダークな男(かつて甘利明さんの同志?一味?)が出るらしいが、今のところ名前が出ている3人に絞って私の個人的な人物評から論評してみたい。
 以下はあくまでも私の主観であり、参考にしないでいただきたいし、選挙妨害でもない。

 まず元防衛相の小池百合子さん。
 この人には、アメリカ独立記念日のパーティのアメリカ大使館で会った事がある。
 もう一回は、東京大学のまちづくり大学院で講演を聴いた。
 二回とも華は感じられなかったが、最近のニュースで見る限り、さらに残念ながら???である。
 知事になったら都議会を解散するって、二元代表制での知事と、議院内閣制の総理大臣と同じだと勘違いしているのでしょうか?
 行政府と立法府の違いを知らなかった安倍総理大臣レベルの政治家なのであろう。
 首長が議会を解散できる前提条件は、知事への不信任決議案が議会で可決された場合であることを知らないらしい。
 日本新党から出てから、小沢ダーク一郎率いる政党などを渡り歩き、自由党から自民党に入り、小泉総理の郵政選挙では刺客で衆院選に出た人である。
 こうした経歴は大統領制のような首長、それも世界の東京の首長には相応しくない。

 次に、野党連合が推すと決めたジャーナリストの鳥越俊太郎さん。
 記者会見を見る限り、年齢と健康に不安がある。
 当選したとしても、激務の東京都知事に何年耐えられるか?さらに違った意味で堪えられるか?
 まさか、“死に花”を咲かせる場所にしたいと思っているのではないでしょうが、もっと若い人や健康な人はいないのでしょうか?

 最後に元総務大臣で元岩手県知事の増田寛也さん。
 私が会った知事の中では良い方の人物である。
 が、推す自民党と公明党に問題がある。猪瀬さんと舛添さんを知事にしたのは自民党と公明党が中心であった。その反省が無く今回は増田さんである。
 前々回や前回のこのブログでも、自民党都議団に厳しい指摘をしたはずである。
 さらに、自民党は他の候補者を応援する人に「除名」などの締め付けをするらしい。と言う事は、小池さんに敵愾心を燃やしている証拠である。
 本来、もっと自由でいろいろな考えがあることを容認していたのが“自由民主”党の良かったところなのに、である。

 さて最後に、今まで私が会ったことがある知事や知事だった人の論評をさせていただく。

@ まず、宮城県の浅野さん。所詮、厚生省の課長だった人である。「まほろばサミット」であった頃から“小物”だった。
A 東京都の石原慎太郎さん。26歳で死んだ私の兄とは湘南中学(旧制)と新制湘南高校の同級生で、私の著書『新首都論』の推薦文を書いてもらったので親近感があり、あまり批判はしたくない。が、猪瀬・舛添ラインの先頭にいた人であり、都知事現職当時には問題が沢山あった。余談だが、葉山マリーナにヨット(「コンテッサ」)を置いている。
B 長野の阿部知事。あの田中康夫知事時代の副知事の頃、総理府かどこかで会った時に彼から挨拶に来た。以前、自治省から神奈川県へ出向し市町村課長をしていた頃の知り合いであったからだが、好人物である。
C 滋賀県の嘉田由紀子さん。滋賀県でのシンポジュームに招かれた時に会ったが、別にどうってことはない人だった。
D 佐賀県の古川さん。パネルディスカッションのパネリストとして同席した際、「始めまして」て名刺を出したら、「土屋市長、良く知っていますよ。私、自治省の固定資産税課長の時に基地交付金の陳情にお出でになったじゃないですか?」って。さすが、ラサール→東大、記憶力が良い。
E 大分県の広瀬知事。通産省の局長時代、私のIT政策の陳情を約1時間じっと聴いてくれた。この時は甘利さんにお世話になったが、広瀬さんの人物の大きさに驚いた。江戸時代の儒学者・廣瀬淡窓の子孫である。
F 熊本県知事から後に日本新党を立ち上げ、総理大臣になった細川さん。 あっ、箱根湖畔ゴルフ場で会っただけだった。
G 神奈川県の岡崎さん。今思えば立派な人だったが、当時は典型的な官僚あがりでダイナミックさがなかった。
H 同じく神奈川の松沢さん。私が知事選出馬を中田横浜市長と勧めたのに、私の名前が「土屋大和市長、神奈川県知事選に出馬か?」と神奈川新聞の1面トップに大きくに出たら、「土屋さん何を考えているんだ」って、私に不信感を抱いた。その程度の人物。
I 同じく黒岩神奈川県知事。軽い!
J そして三重県の北川さん。知事時代は交流がなかったが、早稲田大学大学院教授時代に何度かシンポジュームに招いていただいた。あちらから「土屋市長こんにちは」って声を懸けて来る、気さくで腰の低い人である。
K 最後に増田さん。岩手県知事時代に同席した事があるが、礼儀正しい人であった。

 他にもお会いした方がいたかもしれないが、思い出せないという事は、印象が無いか、少ない人であろう。 
 
 次回のブログは都知事選挙の総括をする。結果が楽しみだ。

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2016年7月6日(水) 11:38

御無沙汰しております。

 6月から7月にかけてもいろいろ(野暮用と言うか、雑事も含めて・・・)とあり、御無沙汰してスミマセンでした。
 6月の第1土曜日は恒例の大学時代のバンド(大学の軽音楽同好会=AMS=Aoyama Music Society 所属の「ブルー・ママウンテン・ボーイズ」)のOB会があり、その後輩に、あの有名な(かつて横綱審議会で朝青龍の天敵のようだった)“内館牧子さん”の弟がいるので、彼女の新著『終わった人』にお姉さんの署名を貰って来てくれ、と頼んだ。


 当日頂いたが、私の叙勲のお祝いだとプレゼントしてくれた。  見開きページに、著者署名だけでなく、土屋侯保様の為書、更に「しがみつくより 散り際 千金」の言葉まであり(写真参照)、大変嬉しいプレゼントだった。


 もちろん、そもそも内容に興味があった。
 我々世代にとってはとても他人(ひと)事ではない内容で、笑いあり、チョッとグッとくる場面もあり、ペーソスあふれる本で、一気に読了した。  是非、皆さまにお読みいただきたい本である。

 さて、舛添さんが都知事を辞任した。
 東京都議会が二元代表制の1つとしての役割(地方自治法第100条の百条委員会を設けること)をせずに舛添さんを守ろうとしたが、マスコミや世論の追及に退陣を余儀なくされた。この動きはまさに直接民主主義の勝利ともいえる。

 参議院議員選挙の結果次第だが、安全保障関連法案に続く憲法改正問題も出てくるのか?
 明治維新と第二次世界大戦の敗戦に続いて、日本が大きく変わるかもしれない時代が来る予感もする。

 世界も独裁者の統治する北朝鮮や、独裁者的な指導者の統治するロシアや中国、さらにはイスラム国という今までには考えられなかった過激派集団などなど、二十一世紀は混沌としてきた。

 私自身の人生も、けっこう危険な場面が近くにあった。
 2歳の時に高熱で医者に見放されるも、母親の寝ずの看病と辛子のシップで助かる。
 25歳の時、交通事故で死にかかった(救急搬送、3日間意識不明、1週間後再手術、1か月入院、3か月接骨院に通院など)。
 ダッカハイジャック事件の時には、その日の直後インドから別の便で飛び立っていた。
 日本坂トンネル事故の時には、沼津から東名に乗る直前で、渋滞する国道1号線をノロノロ帰ってきた。
 

 もうすぐ夏が本番になるが、最近の暑さはニュースにも感じる。

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