土屋きみやす−ツッチーレポート

2017年03月の記事

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2017年3月28日(火) 20:57

最近読んだ本。




 最初に最近読んだ本を列挙してみる。
 吉村昭著『アメリカ彦蔵』
 佐々木譲著『武揚伝』一・二・三・(四は入手出来ず未読)
 吉村昭著『黒船』
 吉村昭著『桜田門外ノ変』上・下
 司馬遼太郎著『箱根の坂』上・中・下
 青柳恵介著『風の男 白洲次郎』
 であり、今読み直しているのが吉村昭の『落日の宴 勘定奉行川路聖謨』。

 先ず、最近急に“ジョセフ彦”の事をもっと知りたくなったので、吉村昭の『アメリカ彦蔵』を買って読んだ。以前、幕末に通詞(通訳)として活躍した森山栄之助の事を吉村昭の『海の祭礼』という本で読み、吉村昭の本は小説とはいえ史実をしっかりと漁って書いている事に感心したのと、ジョセフ彦に関してはジョン万次郎と共に気になっていた人物である事、さらに横浜の中華街にある「日本での新聞発祥の地」の碑文にジョセフ彦が日本で新聞を始めて発行した人物、と書いてあったことなどからであった。
 徳川幕府の通詞に徹していた森山栄之助、漂流民から後にアメリカから危険を冒してまで帰国して日本で活躍したジョン万次郎、結局アメリカ国籍を取得せざるを得なくなりアメリカ人となった漂流民のジョセフ彦、それぞれ大変興味のある人物であり、彼らを通して幕末の外交を学ぶこともできた。

 次に、私が尊敬する幕臣旗本の榎本武揚をこの佐々木譲の本でさらに知ることができた。佐々木氏も史実を丁寧に調べて書いているので、心地良く武揚のオランダ留学から凾館五稜郭まで読み進んだが、この『武揚伝』の四が入手できていない。アマゾンでは私の嫌いなKindle版しかないし、三省堂でもブックオフでも見つからなかった。
 それにしても、つくづく榎本武揚は偉大な人物である事を再認識した。
 その四で、明治新政府での活躍を読むのもこれからの楽しみである。

 次に読んだのは『黒船』と『桜田門外ノ変』上・下。
 桜田門外の変に関しては、以前、水戸浪士の中心人物である関鉄之助の子孫という人から本を頂いて読んでいたのと、水戸の人達がお金を出し合って制作した映画「桜田門外の変」に感動をしたことから、これを読んで更に知識を深めたかったのである。
 さらに言えば、どうして井伊直弼への天誅のもう一方の主謀グループであった薩摩藩が手を退いてしまったのか、を知りたかった。(注:ただし、薩摩藩からは井伊直弼の首を斬り落として自害した有村次左衛門だけが参加している。)
 などの興味から読み進んだが、つくづく、横浜の掃部山公園と井伊掃部守の銅像は気に入らない。

 最近、高校の同窓会の一つの支部である子鮎戸陵会で講演をした際、神奈川の発展に活躍した人物の一人に北条早雲を挙げて話をしたのだが、私自身として更に北条早雲の伊勢新九郎の時代から知りたくなり、司馬遼太郎の『箱根の坂』上・中・下を一気に読了した。
 独特の司馬史観と、得意の「エッ!」とするような例示表現に幻惑されながらも、面白く、興味深く読み終わった。

 最後に『風の男 白洲次郎』も興味深く読んだ。
 以前、『白洲次郎の日本国憲法』(鶴見紘著)は読んだが、また違った視点からでもあり、とても面白かった。
 奥さんの白洲正子も良いし、住まいだった鶴川の武相荘も良いけれど、戦後日本の復興に大きな役割を吉田茂の元で果した彼をもっと知ってほしい。 さらに言えば、本当のゴルファーとして、真に車を愛した1人の男として、などなど、もっと評価してほしい人物である。

 私が最近読んだこれらの人物のように、素晴らしい人々が過去の歴史の中にまだまだ多くいる。

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2017年3月14日(火) 16:53

3月もはや中旬。最近思う事。

 先日カレンダーを3月にめくったと思ったら、その3月ももう中旬。日々が走り去っていくような感がする。

 「近頃の若者は・・・」と思うのは自分が歳をとった証拠だが、最近は「近頃の世界の指導者は・・・」と思ってしまう。
 各国の指導者が2流か3流の人物に思える。

 強権・権力志向の強いロシアのプーチン、中国の習近平、アメリカのトランプ、などなど人の上に立つような人格者とは言い難い。
 北朝鮮の金正恩に至っては論外であるが、我々の常識の理解を越える事をやり続けるので怖い存在である。世界の平和のバランスを壊しかねない行動を起こすという点で要注意人物である。その彼、実はbQかbRのパペット(操り人形)という説もある。
 韓国では北朝鮮の指導部を攻撃する「特殊任務旅団」の部隊(約1000人)を2年前倒しで12月に創設するらしい。刺客部隊の創設を大統領が不在のような状態でもスタートさせるほど喫緊の課題なのであろう。
 その韓国もまた我々の常識を超えている国である。歴代大統領が皆、暗殺、自殺、逮捕、収賄、不審死。ここで朴槿恵大統領も失脚した。失脚に関して賛成と反対のデモで死者が出るというのも驚きである。
 私は、朴槿恵大統領がフェリー「セウォル」転覆事故の時、数時間所在不明だった事に怒りを覚える。300人以上の死者、とりわけ295人の亡くなった高校生が可哀想でならない。どうして船室に留まらせられたのか?助けられた命である。

 日本の指導者はどうか?安倍晋三は総理としての資格ありや?昭恵という奥さんどうか?私はテレビであの夫婦の顔を見るのも嫌だ。うんざりである。  石原慎太郎も晩節を汚している。豊洲の問題もさることながら、現職中の公費無駄遣い(親馬鹿→四男の事業に7億の補助金、長男伸晃らとの会食。超豪華海外出張などなど)も大きな問題だ。

 今、日本や中国などに”君子”は存在しないのか?  私は私なりに、日々、緑や花々、そして海や山の自然に接し、私なりの生き方を求め“浩然の気”を養っている。

 最近登った箱根の金時山からの美しい富士山の姿を掲載しますので是非ご覧下さい。

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