土屋きみやす−ツッチーレポート

2018年03月の記事

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2018年3月14日(水) 13:40

最近読んだ本と、北朝鮮や森友学園の事など。

 最初に北朝鮮問題。
 北の金正恩は、「韓国与(くみ)し易(やす)し」と冬季オリンピックで確信し、以来現在も“微笑(ほほえみ)外交”を積極的に進め始めた(アメリカに対しても・・・)。
 万鋒号で選手22人と200人以上の美女(?)軍団(?。1人も良い女はいなかったけど・・・?)などを送り込んだが、万鋒号の燃料を始め、多くの物資の提供を受けているはずである。韓国が負担した選手と美女軍団の韓国滞在費用は28億6000万ウオン(2億8400万円)といわれている。
 北への制裁なんのその、北の韓国に対する外交戦略はまるで女の人を口説くように、手を握り、肩に手を回し、抱き寄せ、次は・・・・・・、である。
 韓国の大統領は舞い上がっているが徐々に併合されるか、ドンとしっぺ返しを食うか、冷静に見極めなくてはならない。
 そして韓国のみならず我々も、決して北朝鮮が過去に起こしたテロや暗殺を常に思い出さなくてはならない。
 全斗煥大統領を殺そうとしたラングーン事件、大韓航空機爆破事件、最近のクアラルンプール空港での金正男暗殺事件など、いつまた起こすかわからない。あの恐ろしい国が本当に核兵器を放棄するのであろうか?

 独裁者に突っ走る習金平の中国も怖いし、海外で暗殺を平気で起こすロシアの独裁者プーチンも怖いが、この2国についてはいずれ言及する。

 その前に立派なリーダー不在の日本が心配である。

 さて、遂に自殺者まで出た“森友学園”問題。日々の出来事でマスコミを賑せているので、いつのタイミングでこのブログを更新するか迷っていたが、前回予告した佐川国税庁長官が、確定申告の真っ最中(というより、部下の自殺を知り)サッサと辞任をしたので、今回とりあえずこれから“佳境に入る(?)森友学園騒動?(疑惑?・疑獄?)”についてブログを更新しておく。  この男、週刊文春によると国税差し押さえの土地に1億円の豪邸を建て、公用車を使いまくり、国税庁長官としての記者会見もせず逃げ回り、そのホテル代は税金で払うという、生涯年収8億円の官僚である。
 理財局長当時の国会答弁で、明確(というより高飛車)に安倍総理と昭恵夫人を守り通した(つもりの)“論功行賞”で国税庁長官に栄転したが、いずれは近々国会の参考人招致など、トカゲのしっぽ斬りのしっぽに成り下がり、末路はドンドン哀れになる男である。
 キャリアはノンキャリアを育て、助けるべきであるのに、死に追いやった。この罪は重い。
 この男の事件は、佐川急便事件ならぬ安倍夫婦を救けた(つもりの)“佐川救(安)倍(べー)事件”である。

 まもなく辞任するであろう麻生財務大臣だが、総理大臣時代“漢字が読めない総理大臣”として名を馳せ、国民の失笑を買っていたが、安倍総理と共に四文字熟語の「論功行賞」と「適材適所」を使い間違えたか、それぞれの意味を知らないのであろうか?

 まもなく総理大臣のみならず代議士も辞めざるを得なくなるであろう安倍さんと、その昭恵とかいう軽薄総理夫人にも、私は辟易している。
 顔のことは言いたくないが、安倍さんの薄い唇から発せられる言葉に重みが無く、虚偽が感じられる。こちらも軽佻浮薄そのものである。
 以前も書いたが、嘘やごまかしを言っている時の目は泳いでいる。「目は口ほどにものをいう」の悪い例である。

 世の中で今回「アッキード事件」といわれている、あの昭恵さんについては、・・・・・・・・。バカバカしいので止めときま〜す。

 さて、最近読んだ本であるが、本屋さんに『後藤新平伝』(サブタイトル「未来を見つめて生きた明治人」)という本を見つけたので、買って読んでみた。後藤新平に関する本はほとんど読んだつもりでいたが、管見にして平凡社発行のこの本のあるのを知らなかった。ところどころ私と解釈や評価・分析の違いはあるし、内容のほとんどは承知している事だったが、この著者の星亮一さんの解り易く読みやすい文体に惹かれて、他の著書も読むことにした。
 会津関連の著作が多いが、とりあえず『白虎隊と会津武士道』を読み、いま『新選組と会津藩』を読んでいる。

 『白虎隊と会津武士道』のプロローグに昭和三十二年の九十年祭の時に全国の著名人から白虎隊についての感想を求め、文集を作成した事が書いてあり、そこには渋沢秀雄、宇野浩二、山本周五郎、高浜虚子、浅沼稲次郎、鈴木茂三郎、などの心打たれる名文が紹介されている。
 そして感想を求めたのに返信が無かった人物として、首相の岸信介と元首相の吉田茂を挙げており、岸は会津と犬猿の仲である長州山口県、吉田はこれまた会津に攻め入った土佐高知の出身である、と書いてあった。

 会津人が今回の“森友学園問題”の推移を、どんな気持ちで見ているのであろうか?
 安倍総理は岸信介の出来そこないの孫であり、麻生財務大臣は吉田茂の出来の悪い孫である。

written by kimiyasu [ツッチーレポート] [この記事のURL] [コメントを書く] [コメント(0)] [TB(0)]

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2018年3月5日(月) 09:22

第一回総選挙当選者の続き。このところ思った事(朝鮮半島問題、佐川国税庁長官問題)や、最近読んだ本について。

 第一回総選挙で当選した人物で、今までに紹介した他の偉大な政治家を、ここに一挙に列挙してみる。
 まず、
 島田三郎。
 当初、私が紹介しようとしていた当選者には入れていなかったが、先日、古い書類の類を燃やしていたら、添付のような新聞記事の切り抜きが出てきた。不思議な事だが、本人から(私も紹介して)、という天啓のようだったのでここに紹介する。



 嚶鳴社幹部として立憲改進党創立に参加、神奈川第一区から出馬、当選。以来連続亡くなるまで14回当選。業績としては、この新聞記事のように、キリスト教の諸活動、廃娼運動、足尾鉱毒被害者救済、矯風事業、普通選挙の拡張運動などに尽力した。

 次に、中島信行。
 土佐の出身。幕末には武市半平太の土佐勤王党、坂本龍馬の海援隊、龍馬の死後は陸援隊に参加。
 維新後、新島襄に出会い、キリスト教に入信。
 外国官権判事、兵庫県判事、ヨーロッパ留学、神奈川県令、元老院議員、自由民権運動に参加、板垣退助らと自由党結成に参加、副総理となる。自由民権運動への取り締まりの一つである保安条例で横浜に追放される。
 その後の第一回総選挙で神奈川から出馬して当選。初代衆議院議長。後にイタリア特命全権公使、貴族院議員に勅選。維新の功績により男爵に。
 最初の奥さんは陸奥宗光の妹だったが死別、後妻が有名な女性解放運動家の岸田俊子で紹介をしたいが、話が横道にそれるのでここでは省略。
 とにかく、坂本龍馬の薫陶を受けた土佐の志士であった。

 その次に尾崎行雄。
 三重が選挙区だが生まれは神奈川の津久井。
 第一回総選挙以来、連続25回当選。これは今後も破られないであろうし、世界記録でもある。更に議員連続年数も最高齢議員も記録保持者であり、“憲政の神様”と称される最も偉大な政治家であるが、其の当選回数や年数のみならず、数々の業績がある。
 あまりにも有名な憲政の神様であるので、この人物については改めて別に紹介する。

 土佐の出身だが大阪から出た中江篤介。
 有名な中江兆民である。若い頃、土佐海援隊に出入りし、坂本龍馬から「煙草を買って来てくれ」と声を掛けられたのを生涯誇りにしていたという逸話がある。
 明治維新後フランスに學び、ジャン=ジャック・ルソーを日本に紹介、自由民権運動の理論的指導者となる。
 「東洋のルソー」と呼ばれた。
 この人物ももっと評価されるべきであり、機会があったら更に紹介したいと思う。

 陸奥宗光。
 和歌山から出たが出身はこの人物も土佐。
 亀山社中から土佐海援隊において坂本龍馬と行動を共にしており、龍馬をして「二本差さないても食っていけるのは俺と陽之助(宗光の明治以前の名)だけだ」と言わしめた。
 明治維新後は、政治、外交に手腕を発揮、版籍奉還・廃藩置県・徴兵令・地租改正などに辣腕をふるったが、その思想の根幹には大きく龍馬が影響を与えている。
 徳川幕府時代の不平等条約である修好通商条約の改正を実現した外務大臣(カミソリ大臣と呼ばれた)として実現させたのも彼である。
 龍馬の思想の体現者と言っても良い。

 犬養毅。
 尾崎行雄に続く当選回数と期間(18回連続当選42年間)保持者であるが、むしろ総理大臣として有名。
 明治期の政治家や頭山満、ガンジー、ネル―、タゴール、孫文、蒋介石らと交流があったが5・15事件で暗殺された(「話せばわかる」、「問答無用」のやり取りが有名)。
 この人物については、皆さんの方が詳しいかもしれないので、この程度で終える。

 土佐(高知県)選出の竹内綱、林有造、片岡健吉、植木枝盛もそれぞれ魅力ある人物であった。

 まず竹内綱。
 吉田家に息子を養子に出したが、この息子が後の吉田茂である。
 経歴は省略する。

 林有造。
 自由民権運動家、逓信大臣、農商務大臣などを歴任。やはり土佐の出身であるから板垣退助らとの政治歴が強い。

 片岡健吉。
 自由民権家、衆議院議長などを務めた。
 この人物も板垣退助ら行動を共にしていた土佐の政治家である。

 植木枝盛。
 やはり土佐の出身であるから、自由民権運動の理論的指導者の思想家であり、政治家であった。
 土佐の立志社についてなど、ここに書きたいことはたくさんあるが省略する。
 明治14年、100近くあったといわれる私擬憲法の中で、最も民主的で急進的な内容とされる『東洋大日本国国憲按』の起草者であり、これは、私が大学で憲法問題(現行憲法の成立や、最近話題の憲法改正など)の講義をした時に、必ず『五日市憲法』と共に紹介した名憲法草案である。

 さて、尾崎行雄(咢堂)、自由民権運動、坂本龍馬と明治時代の政治思想との関りは改めて書くが、今回はここまで。

 朝鮮半島問題(冬季オリンピックでの北の政治利用の上手さと韓国のおめでたさ)、佐川国税庁長官と森友疑惑、最近読んだ本、についても、長くなるのでこれらは次回。

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