土屋きみやす−ツッチーレポート

2007年6月4日(月) 00:00

2007/06/04 09:23

12年前の市長就任初登庁の時、私は支持者の方々に出迎えのお願い(いわゆる動員)はしなかった。
 公人としての初日のセレモニーだからであり、8年前の井上孝俊市長の初登庁に倣ったものである。
 ただ1人だけ、たまたま市役所に来られた上和田の方がその場に居合わせ、市役所に入る外で手を振ってくれた。
 このたびの退任の時も、たまたま居合わせたのか、あるいは来てくださったのか、数人の市民の方が職員に交じっていたが、職員の皆様に見送っていただき、淡々と市役所を去った。

 また、「李下に冠を正さず、瓜田に沓を入れず」の基本である、“公私を峻別する”ことは当然のことであり、在職中の12年間、私の記憶では1〜2度お体の悪い方をお乗せしたことがあるが、それ以外に市長車(公用車)に一般の市民をお乗せしたことはないし、市長の椅子にも座った方はいない。執務室の椅子は「もしご希望なら・・・」と勧めたこともあったが、誰1人としてお座りにならなかった。これは訪れてきた方々の見識である。

 数とは面白い。

 話は変わるが、最近の記者会見は立ったままというのがトレンドのようであるが、これは細川総理大臣からなのであろうか?
 県や横浜・川崎市ならともかく、大和市あたりでは大きなニュースでもない限り、せいぜいテレビ・新聞の各社が集まっても10社程度であり、あのスタイルは間が抜ける。
 数の実態を識る事もリーダーの見識である。

 記者会見の場所は以前は政策会議室だった。
 井上元市長の初出馬表明のときに、国家公務員(?)の立場の方が同席していることが問題にされニュースになった時の、あの場所である。
 市にとって大切な方をお通しする公室という応接室を記者会見の場に私が換えたのは、市民・住民・納税者こそが賓客であり、その人々に市のメッセージを伝えるのがマスコミだという考えからである。
 マスコミ各社の数ではない。そのメディアの先にいる多くの人を識るからである。

 多くの情報が多方面から届き、外から見ていると、本当に面白い。

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