土屋きみやす−ツッチーレポート

2007年11月19日(月) 00:00

2007/11/19 10:07

 11月10日(土)、千葉県東葛北部地域6市(安孫子・柏・鎌ヶ谷・流山・野田・松戸)のNPOや市民団体17団体がおこなっているボランティア活動に対する公開審査の審査員を依頼され、交流会に行ってきました。
(「第11回東葛まちづくり交流会」のチラシ)
 雨の中を自宅→長津田→表参道→浅草→流山と乗り継ぐチョッとした旅でしたが、これもまた楽しいものです。

 さてその内容ですが、公開プレゼンテーション(1次審査)、市民投票、公開審査会(2次審査)と続き、「東葛まちづくり大賞」ほか数団体に賞を授与し、顕彰するものです。
 審査委員は私のほか、朝倉暁性東邦大学准教授、伊藤香織東京理科大学講師のお二人でした。

 最初の挨拶で私が申し上げたのは、私の審査の基準でした。
 それは、次の3点をチェックする減点方式であるということです。

 @ “自己満足”の活動になっていないか。
 A “善意の押し売り”の活動ではないか。
 B “行政を楽に”させていないか。

 それぞれの発表もパワーポイントやポスターなどを使い、時には真面目に、時には面白く行われるバラエティさに2〜3時間がアッという間に終わりました。
 投票による結果のみならず、後半の審査員の推薦もあり、ゲーム的な公開審査も大変面白く興味深いものでした。

 全ての活動に対するコメントは省略しますが、メモをした団体だけ少し書いてみます。
 「NPO法人市民助けあいネット」の移送サービスは、大和市の自慢になるといけないので話しませんでしたが、大和市の構造改革特区第一号(2003年4月)だなぁと思いました。
 「柏530(ごみゼロの会」の「(周年事業の)イベントなど余計なことはやらない。そんな時間があったら、不法投棄ゴミを拾う」、「100の議論より1つの行動」など、その実践ぶりに感動しました。
 「常盤平地域活性隊」と「NPO法人KAO(カオ)の会」は、地方自治研究者や他の自治体関係者から評価の高い土屋大和市政の“市民自治区”に近いと感じました。
 「常盤平〜」の「思いついたらすぐ実行する。失敗したら止めれば良い。常盤平に来れば何かやっている」という行動力や、KAO(カオの会)の「市民コンシェルジュになるように・・・」という言葉が印象的でした。
 「対話と傾聴の会かしわ」の活動は、今後のボランティア活動をリードしていくものと感じました。
 「特定非営利活動法人自閉症サポートセンター」の報告中「“サポ研”で役所の人も勉強している」という発言には、これこそが市民活動だと感じ、また最後の「私たちはコンテストより日頃の感謝とお礼の為に来た」という発言にはグッときました。

 私の推薦は、最多得票の「むらさきの里 野田ガイドの会」、「特定非営利活動法人コミュニティ・コーディネーターズ・タンク(通称:CoCoT)」、「白樺派カレー普及会」の3団体でした。
 「むらさきの里〜」はプレゼンテーションの良さと動員の最多投票数、その会員の明るさが目立ちました。
 私が最も評価した団体は「CoCoT」です。
 この会は、行政(松戸市)と対等なパートナー精神を目指し、またこの団体だけが資金と活動を“民・民”に求める“ファンド”に言及しました。
 さらには指定管理者制度を例にした問題提起(制度の課題、指針の確立・仕組みが未整備、安価な下請けになり易い資金面の問題など)がありました。
 「カレー普及会」には横須賀の海軍カレーを超えるようにエールを送りました。

 以上、その他の団体に関しても当日若干のコメントはしましたが、このブログも含めてすべてに言及できませんでした。お許しください。
 それにしても、冒頭の減点3ポイントはほとんど見られず、むしろそれらを十分承知した上での活動と感じました。

 午後1時から始まり、5時過ぎまでの長丁場でしたが、5時半からの懇親会には開催市の井崎流山市長もおいでになり、御挨拶の直後に私の所に来て下さって流山市自治基本条例の進み具合など、いろいろなお話ができました。

(写真073)

左から、私、井崎流山市長、審査員の伊藤香織さん


 それにしても“土屋大和市政”の有名な事と、その評価のさに驚いた一日でした。

 主催者の実行委員会の皆さんを始め、発表団体、そして(私の大正大学の生徒さんも含め)参加した全員の皆さまに御礼申し上げます。
(写真074)

懇親会でもまた講評の挨拶、さらに最後の締めでも挨拶と手締め。左は朝倉審査委員長」


 その晩帰ったら、さっそく一緒に審査員をした伊藤香織先生から、お礼のメールをいただきました。
 その中に、

 「“市民との協働で有名なあの大和市”の土屋先生とお目にかかれて光栄でした。土屋先生の鋭いご指摘で気づいたことも多く、大変勉強させていただきました。ありがとうございました」

とありました。

written by kimiyasu [ツッチーレポート] [この記事のURL] [コメントを書く] [コメント(2)] [TB(0)]

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Comments

『タイトルなし』

nhkで、半月位前に成りますが、市川市のe-モニター制度が紹介していましたが、これからは市民参加が当たり前になるのでしょうね。

written by kooriya3

『コメントありがとう。』

 そうです。
 今までの土屋大和市政は全国の自治意識の強い自治体のモデルなのです。
 この千葉県、そして北海道からもメールや電話が来ています。

written by Tsuchy

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