土屋きみやす−ツッチーレポート

2008年6月8日(日) 00:00

2008/06/08 10:27

 先日、たまたまWOWWOWで面白い番組を観た。
 4回連続のアメリカのドラマで、大地震がアメリカ合衆国を襲う「合衆国壊滅M(マグニチュード)10.5」というものである。

 第一回目の後半と、第三回目の最後3分の1と、第四回目の全部しか観れなかったが、それだけでも非常に興味深かった。
 全体を観ていないので詳しく報告できないが、五大湖からメキシコ湾まで、アメリカ大陸に大きな断層による亀裂が入り、分断されるというものである。

 最近の中国四川省の大地震と、カリフォルニアに大きな地震が襲うという推測、またノアの方舟伝説と五大湖の関係などを考えながら観ていると、「タワーリング・インフェルノ」ばりの映像が実際に起こり得ると思えてくる。
 
 そして、自然災害に対しての備えの大切さをつくづく感じた。

 閑話休題。
 で、まったく別の話。

 世に「考現学」というジャンルの学問(?)がある。
 考古学に対する立派な学問であると私は理解している。
 別に、「路上観察学」ともいう。
 画家で作家の赤瀬川原平氏や東大の藤森照信氏、イラストレーターの南伸坊氏など私が尊敬するそうそうたる人たちが活躍している。

 この学問に“純粋階段”というものがある。
 路上観察学会事務局長の松田哲夫氏が南伸坊氏と四谷祥平館において1972年に発見したもので、後に「トマソン第一号」と命名された。
トマソンとは何か?
 「トマソンとは町の各種建造物に組み込まれたまま保存されている無用の長物的物件であり...
  〜中略〜
  すなわちトマソンは、
 人間の動きと意志と感情と経済のすべてを算出して除去したところに取り残されてあらわれてくる物件であり、云々」
 要するに使われなくなったのに、そこに存在し続けている物体である。

 この“純粋階段”は純粋に階段であり続けている、階段だけの存在である。
 名称が素敵だ。
 四谷に存在する階段だから“四谷階段”。



 さて、私が発見し、以前から見ながらそこを通過していたのは、この写真の津久井町(今は相模原市)長竹に存在し続けている純粋階段である。
 将に、階段でしかない。
 3段くらい昇ってもそれだけの存在である。

 ちなみに「トマソン」の語源は忘れた。
 確か、何も役に立たなかった外人野球選手の名前からの命名だったと記憶している。

written by kimiyasu [ツッチーレポート] [この記事のURL] [コメントを書く] [コメント(1)] [TB(0)]

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Comments

『ジャイアンツにいたトマソン』

ご無沙汰しておりますが、お元気そうで何よりです。
「トマソン」というのは1981-82にジャイアンツに在籍したゲーリー・トマソンのことだとわたしも本で読みました。
また、お邪魔します!

written by 浅草のはやし

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