土屋きみやす−ツッチーレポート

2009年1月28日(水) 00:00

オバマ大統領就任演説の続き



 前回の写真は、何もわざわざテレビ画面から撮らずとも、You Tube画面を添えるか、携帯で撮るにしても、パソコン画面からで良かったことに気がついた。
 単なるIT弱者か?そうではない。その時は演説内容と共に、その時のテレビ画面のオバマさんを伝えたかったのである。

 今回スキャンした小浜さん、じゃない“オバマさん”(変換が日本の固有名詞で出る)は、友人のアメリカ土産で、我が家の冷蔵庫で使われているマグネットである。

 さて、演説の続きである。
 4回目の拍手は“大”拍手であり、その前に少しの拍手が3回起きている。

 「 大都市からわたしの父が生まれた小さな村まで、今日の日を見ている世界の人々や政府に告げたい。米国は、平和と尊厳を求めるすべての国、男性、女性、子供の友人だ。そして、いま一度先頭に立つ用意がある。 」

 ここは演説の最後と共に全体のクライマックスのような拍手だった。

 続いて5度目の拍手の起きた部分:

 「 テロや罪のない人々をあやめることで目的を達しようとする者に断言しよう。今こそ我々の精神はより堅固であり、打ち負かされることはない。勝つのはわれわれだ。 」

 ここも、「 We Shall Overcome = 勝利を我らに 」を思い起こさせる。

 反戦フォークの時は対象が当時の体制(アメリカ政府・国家)だったが、今はその体制のトップ(大統領)が、国民(My fellow citizens)に連帯を呼び掛けている。

 マルチン・ルサー・キングが姿を変えてそこに立っているような錯覚を覚えた。

 余談だが、このフレーズの直後に、アメリカが“Melting pot”と称される多民族国家であることこそが一つの強さとして表現している部分がある。

 「 われわれが多様な文化の寄せ集めであることは、弱さでなく力だ。われわれはキリスト教、イスラム教、ユダヤ教、ヒンズー教、そして無宗教の人々の国である。云々

 確かに無宗教の人々の存在は理解するが、仏教・ブッディズムも加えてもらいたかった。
 しかしここは、キリスト教・イスラム教・ユダヤ教のメルティング・ポット国家を強調することで、中東などの国家間や宗教間の紛争に対して、強い平和の希求を意識したものであろう。

 6番目の拍手部分:

 「 腐敗と欺き、抑圧によって権力にしがみつく者たちは、歴史の流れに外れていると知れ。ただ拳を下ろすなら、われわれは手を差し伸べよう。 」

 ここにも「われわれ」が出てくる。

 先日、あるテレビ番組が調べたら、就任演説の中で、選挙当時に盛んに使われた「Change」はたったの2回なのに対して、「We」、「Our」、「Us」が合計150回使われていたとのことである。
 本当に多用していた。これがこの就任演説の特徴の一つである。

 残りの2か所部分は次回。

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