土屋きみやす−ツッチーレポート

2009年6月5日(金) 00:00

2009/06/05 12:59

 大正大学での講義も6回目を終えている。

 第4週目は「条例と法(地方自治体と国の)」というテーマ。

 昭和60年の「武蔵野市長給水拒否事件」を例に国(法)と地方(この場合は条例ではなく要綱)の関係や西暦2000年の地方分権推進法以降の国と地方の関係の変化などを話した。


 ザル法になりかねない罰則規定を盛り込んだ条例の限界や、地方自治体の果たすべき役割に関しては、その代表条例として「大和市新しい公共を創造する市民活動推進条例」と「大和市自治基本条例」の話をした。

 前者はその前文を、後者に関してはその特徴的な条文の内容と制定の経過を話した。

 学生の関心は住民投票の“16歳”の個所であった。


 第5週と第6週は北海道栗山町議会基本条例を中心に講義をした。

 神奈川県議会もその委員会委員20名が視察に訪れ、その後、神奈川県議会基本条例を制定したがその実態は・・・、ということで、神奈川ネットワーク運動の機関誌の一部のコピーを資料として学生に配布した。



 地方議会と首長(鹿児島県阿久根市)、住民と首長(千葉県銚子市)、首長選挙でのキャンペーン(公約・マニフェスト)の実効性(名古屋市長選挙)などなど、地方自治に関する講義資料は日々のニュースから充分調達できる。

 地方自治はまさに“民主主義の学校”である。


 そうそう、大和市のことも最近の新聞で読んだ。

 大和駅周辺の再開発(名称は「大和駅周辺第四街区再開発事業」だったかな?)が不況によって先に延びているという内容だった。

 インフラ整備に関して、私は高座渋谷駅周辺土地区画整理事業に微力を尽くし、鶴間駅から東に延びる246号線の整備を国土交通省と進め、南林間駅前西側駅広の再整備を小田急電鉄と共におこなった。

 そして、いよいよ大和駅周辺を手掛ける予定だったが、残念ながらその職を離れた。

 (永い間商店会長や地元の市議会議員として関わってきた私なら大和駅周辺の都市再生は・・・)という思いは強くあった。

 アメリカのJ・W・ラウス氏の都市再生の手法など、実務と学習の融合を信条とする私は、今でも研究はしている。


 それにしても、私がみずき通り商店会長だった時の“アメリカン・フェア”は毎回すごい人出だった。

 当時の忠実屋から駅まで人・人・人で埋まったあの風景を、今でも多くが人が懐かしむ。

 大和阿波おどりも、連の1メンバーとして、また実行委員会や名誉会長として関わった15周年や20周年の頃は賑やかで華やかだった。


 大和駅周辺の“都市再生”は、交通体系の変更では解決しない。

 住民(来街者・商店会・自治会など)の意向を正しく分析し実施しない限り、混乱し、今以上に来街者を遠ざける恐れがある。

written by kimiyasu [ツッチーレポート] [この記事のURL] [コメントを書く] [コメント(0)] [TB(0)]

この記事へのトラックバックPingURL

Comments

TrackBacks

土屋きみやす−ツッチーレポート

MySketch 2.7.4 written by 夕雨