土屋きみやす−ツッチーレポート

2009年8月8日(土) 00:00

上海紀行 まとめ

 とても書ききれない上海の感想と、パークハイアット上海の感想だが、ここにまとめてみる。

 まず、上海が社会主義や共産主義国家の都市ではなく、昔から資本主義的な都市であることは知っていたが、博覧会直前ということもあり、今回は更にそう感じた。
 その昔、文化大革命のときにも(上海は違う)と思っていたが、今や経済特区の「深玔」と共にその豊かさは中国国内でも突出している。  さらに今は万博で発展しつつあるが、万博後もそれがフロックや一過性のものでななく、必ず大きな資産となるのであろう。

 かつての万博でも様々な歴史的建造物やインフラ整備が残された。
 私の記憶に間違いがなければ、ロンドンでの「クリスタル・パレス(E・ハワードのレッチワースのとは違う)」、パリでの「エッフェル塔」、株の暴落やコレラの大流行時のウィーンではドナウ川の治水やグラムの直流電気、またガソリンエンジンの車など、シカゴでの「大観覧車=フェリス・ホイール(Ferris wheel)」、大阪万博の「太陽の塔」などが思い出される。  今回の中国館「パフォーマンス・センター」も度肝を抜く大きさで建造中であった。

 中国には何度か行ったが、どこも大きくて、広くて、まるで自分が象の体の一部にとまった蚊のような心境である。

 最初に中国を訪れた3~40年前は1元が確か60円(現在は14円)、円高か元安だったが観光客は価格の高い“友諠商店”でしか買えず、店員の応対は最悪だった。
 隔世の感である。

 ましてやリニア・モーターカーが実用的な移動手段であることに感動さえ覚えた。

 (日本では本来の目的から逸脱して、山間部を通ったり迂回したりという政治家の地元利益導入で費用が嵩み、いつまでも完成しない。成田←→東京間が欲しい)

 さて、お世話になった「パーク ハイアット 上海」だが、最近のフォーチュン・ウォールペーパーによる「Best business hotel in the world 2009」で「フォーシーズン フィレンツェ」と共に世界のトップにランキングされた。
 評価の判断基準にスタイル、快適さ、サービス、Food、飲み物などがあり、評価の文言に「The highest levels of style and service inspire(感激させる)」や、 景観が「Stunning(圧倒する)」とあり、また設計者のコンセプトも評価が高く、全体のトーンが「earthy tones」とか「natural materials」であることも評価されていた。

 本当に、O原社長はもちろん、社長車のドライバーや秘書の趙さん、部屋にギブソンのギターを置いて貸してくれた総支配人のC・サドネスさんを始め、スタッフの皆さん一人一人にお世話になりました。



 最後にどこかでもらった小さな紙片に次のような言葉があった。



 「活到老、学到老 Man is like the Time,Never too old to learn」

「光明和愛情皆一去不返 Time never goes backward, like love」

written by kimiyasu [ツッチーレポート] [この記事のURL] [コメントを書く] [コメント(3)] [TB(0)]

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Comments

『タイトルなし』

う〜ん・・・

文化大革命をそんな簡単に理解されているように
書かれるのは
少々問題かと存じます。

有名人な土屋様であればこそ、
こういったことには
最新の注意をはらっていただきたいものです。。

あれはまさに
血の粛清であったものですから
私達のような無関係な人間が語ってはならないことだと存じます。

written by 名無し

『コメントありごとうございました。』

名無し様:

 私は若い頃、神奈川県日中友好協会の常任理事と青年部長をしており、当時、この県日中青年部は様々な活動を行いました。
 特に中国大陸の緑化推進のために“葛の種”を集めて送った事を思い出します。

 文革の自己批判の強要や造反有理という屁理屈、“批林批孔”(林彪を批判するのは結構だが)の歴史的石碑の破壊などはとても許せず、当時学んでいた中国語の勉強を止めたくらいです。

 ところで、文化大革命の“四人組”(江青・張春橋・姚文元・王洪文)が“上海組”とも呼ばれたように、私は文化大革命というと上海を思い出すのです。

 文革と共に中国の歴史に汚点を残したのは“天安門事件”です。
 私が日中友好運動から離れたきっかけは胡耀邦総書記の失脚と、胡総書記の死を悼んで追悼する民衆を弾圧した天安門事件です。
 胡耀邦総書記の“3000人交流”の頃からずっと、友好交流がそのまま続けば、日本との関係ははるかに良い関係だったと思います。
 今回、上海でウイグル自治区での大弾圧のニュースも知りましたし、中国の人に苦言も呈しました。

 

written by ツッチー

『こちらには、はじめまして!』

土屋先生は「ツッチーライブ」の他にも色々とサイトをお持ちなのですね。
これからは、こちらのレポートも読ませて頂こうと、楽しみです。
私も学生時代中国語を少し齧りました。
(先生に比べたら、お恥ずかしい、全然モノにならない学習でしたが)しかし中国にはビビたる物ですがずっと関心を持って参りました。
そして、先生と同じく20年前の天安門事件で、あの国に疑問を持つようになりました。さらに「毒ギョーザ事件」「チベット、ウイグル問題など等で、反感に変わってゆきました。

先生のような方が中国の人々と直接お話になること、(苦言を呈すことも含め)とても大切だと思います。

私は不勉強で文革のことも詳しくは知りませんが、中国は今非常な格差社会のようですね。

written by emem

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