土屋きみやす−ツッチーレポート

2010年3月4日(木) 00:00

イギリス紀行(その3)

 前回の写真に見られるように、駅の看板にも路線図にも「LETCH WARTH GARDEN CITY」と表記してあるのにも感激した。
 一般的に、ウェルウインにはガーデンシテイが付くが、レッチワースのほうは単に「レッチワース」と称されるだけだと思っていたからである。

 さて、ガーデンシテイにとってそもそも駅はまちの中心ではなく、その郊外の畑や畜産牧場で作り出される農作物や酪農製品の、街で消費する以外のものを鉄道で出荷する場所であった。従って駅は郊外に位置していた。

 「都市と田舎(Tawn & Country)の結婚」がエベネザー・ハワードの理想とした田園都市の基本的なコンセプトであり、まちの中心は放射線状に道路が延びるロータリーや公園やガラス張り(クリスタル・パレス)のショッピング・アーケード等なのである。

 さて、したがって私の視察の目的である場所は、駅ではなく駅から街の中心に向かう道路や住宅地のたたずまいであった。

 この駅から中心に向かう道路の幅の広さに驚いた。






 ハワードの「田園都市」の影響を受けてのまちづくりというと、我が国の関東エリアでは東急東横線の「田園調布」を思い浮かべるが、その規模たるや比較にならない広さと大きさと長さだった。
 解りやすくいうと、田園調布の駅前から見た歩車道の幅を、札幌の大通り公園に置き換えていただくイメージなのである。




 道路もロータリーも建物も、全てが落ち着いた雰囲気のまちだった。

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