土屋きみやす−ツッチーレポート

2014年10月22日(水) 15:25

第4回目の大学講義は『歴史から政治や統治を考える。』でした




 格言の「苛政は虎よりも猛し」という言葉から、政治は人に優しい事が基本である事や、税金や徴兵等が過酷でないことが重要である、という講義をいたしました。
 他にも、礼記や孔子の言葉を始めルソー、リンカーン、ヴァレリー、アリストテレスなどの言葉の紹介、論語の「由らしむべし 知らしむべからず」の真の意味、更には、ジョン・ロックとジャン・ジャック・ルソーとの比較(間接民主主義 vs 直接民主主義)を、大和市の自治基本条例と多治見市の自治基本条例で対比させて講義いたしました。
 後半は、四書(大学・中庸・論語・孟子)五経(易経・書経・詩経・春秋・礼記)の説明や、『大学』に出てくる言葉の「大学の道は 明徳を明らかにするに在り 民に親しむに在り 至善に止むるに在り」や「修身・斉家・治国・平天下・誠心・誠意・格物・致知」の説明を解りやすくしたつもりです。

 こうして書いてみると、易しく平易に講義したつもりですが、やはり20歳前後の大学生には難しかったかも知れません。

 講義の中でも話しましたが、江戸時代の我が国の教育環境は既に素晴らしく、昌平坂学問所(昌平黌・江戸幕府の官学校・現在の東京大学)を始め、各藩の藩校(現在の地方国公立大学・旧制高校=ナンバースクールか?)、私塾(私立大学等)、寺子屋(私立小・中学校等)などがあり、当時の日本の文盲率の低さ、識字率の高さは世界一だったはず、と。
 そして重要なことは、この時代、大名から下級武士に至るまで、彼らの政治に対する姿勢こそ四書五経などに裏打ちされた道徳律が基本であったことである。

 それに引き換え、現在の政治家のレベルの低さは驚くばかりである。

 小渕優子後援会の杜撰さ、松島みどりのお粗末さ、目を覆うばかりである。
(松島みどりの団扇の似顔絵が可愛らし過ぎる!嘘つきめ!)
 まあ、この程度が現在の政治家のレベルである。政治への哲学も経綸も、国を良くしようなどという信念もない!

 以前、経済産業省のキャリアに、「張養浩の『為政三部書』または『三事忠告』)を読んだことあるか?そういう書物を知っているか?」と尋ねたが、彼はキョトンとしていた。
 その程度が東大卒のキャリア・高級官僚であるから、政治家には尚更、期待できない。

 小渕さんの観劇代金(含むバス代・弁当代)も、野球の観戦代金も、下ネタネギ(誤字ではありません。変換で出てこないのです。)の代金も、元はといえば、我々納税者の汗であり脂なのである。

 もう一度、第一回目の講義の戒石銘(「爾俸爾祿 民膏民脂 下民易虐 上天難欺」)を紹介する。政治家に是非読んでもらいたい。

written by kimiyasu [ツッチーレポート] [この記事のURL] [コメントを書く] [コメント(0)] [TB(0)]

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