土屋きみやす−ツッチーレポート

2015年9月2日(水) 18:41

横浜中央木鶏クラブの講演に関して。その2

 この講演会にお出でいただいた相模原市のAさんから、お手紙を頂いた。  開封すると最初に同封された新聞のコピーが目に飛び込んできたのだが、それは毎日新聞のエッセイで、題名が「言葉に注意」というものであり、内心ドキッとした。

 そのエッセイは「しあわせのトンボ」という近藤勝重客員編集委員によるもので、もっと意味の大きい「平和憲法より非軍事憲法と呼ぶのが正しい」(作家の保坂正康氏)、「原子力発電より核発電所と呼ばれるべきなんです」(村上春樹氏)といった例示から、結論ともいうべき大江健三郎氏の「私たちの国家の根本的な態度を、軍事によるディタ―ではなく、平和的な方法による共和ということに置き換えることを日本がしていかなければならない」(井上ひさしの言葉を継ぐために」岩波ブックレット)という部分ににマ―カ―で色を付けてあった。

 私が講演の終盤で“龍馬たちが目指した国家は、明治以降の天皇絶対君主政治体制ではなく、アメリカのような共和政体なのです”と話した事からこのコピーを送ってくれたのであろう。

 私の講演に関して“言葉に注意”ではなくて安心した。


 さて、そのAさんのお手紙を次に紹介させていただくが、ご本人にはまたまた事後承諾を頂くつもりである。
 数日で、もしこのブログが消されていたら、事後のご承諾が頂けなかったものと御理解いただきたい。

以下、Aさんからのお手紙。
 拝啓
 
 朝な夕なに秋冷を覚える今日この頃となりました。
 土屋先生、お元気な様子を拝顔し、加えて久々のツッチー節も自由自在で、感激の一夜でございました。ブログはブログのエスプリ充溢しておられますが、講演はそれなりに土屋先生のもつfaithfulなサービス精神と聞かせどころよく分かって話されますので、大和の方々も多数足を運ばれる理由がよく理解できます。

 ジョン万次郎のクロニクルも、1788年あたりから記述を起こされ、ビッシリニ頁に亘る程の内容、先生としては、もっと加筆したい斗事おありだったと思いますが、私は、この後の懇親会を控えた、講演会としては、充分な内容と受留めました。
 (これ以上、お聴きなりたい方は、大学へ行って(来て)受講されたし・・・といったところでしょうか・・・)

 今回、お手紙させて戴いた本旨は、
 レジュメの chapter 4
 『近代日本に於ける政治体制と教育への貢献』此処で、先生がお触れになられた、土佐人に依る共和思想の種・・・これを大きく膨らませて居りましたら、所謂・満州事変以後の15年戦争後の稀にみる国家的大亡失を招来する事はなかったに違いないです。 
 穏やかで、賢明なアジアの粋国として存在し得たと私は、感じているものです。

 恰も先生のご講演の前日、20日(木)の毎日新聞・夕刊にて、近藤編集記者に成る共和思想(考)の創起・或いは回帰を強調したコラムが掲載されて居りました。
 お目通し戴けましたら、幸甚です。
 目先の了見、狭い了見の安倍政権には早々に下手へ退場と願いたいところです。

 永々と大変失礼しました。
 グレート・ピース・ピッカーズ もっと聞かせて!


                                      敬具

 以上ですが、自分で書かずとも、結局自己自慢をしているような面映ゆさがありますが、お許しください。

written by kimiyasu [ツッチーレポート] [この記事のURL] [コメントを書く] [コメント(0)] [TB(0)]

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