土屋きみやす−ツッチーレポート

2016年4月7日(木) 08:13

四月。

 4月1日の読売新聞「編集手帳」に興味深い文章があった。
 概要をここに書いてみる。

 @ プロ野球人生1年目の成績が「11打数0安打5三振」で、シーズン終了後の解雇を通告されたが拝み倒して撤回してもらった。
    後に戦後初の三冠王に輝き、名監督となった野村克也さんである。

 A 新国劇の名優と後にいわれたが、駆け出しの頃、初めて新聞の劇評論に名前が載った時には「観るに堪えず」と書かれた。
    島田正吾さんである。
 
 B 手術の際、執刀を担当すると20分の手術が2時間もかかり、足手まといになるとして“ジャマナカ”との異名まで先輩医師に付けられ、臨床医になる夢をあきらめた。
    ノーベル賞で研究医の頂点を極めた山中伸弥さんである。
    
 みな良い話である。

 「大器晩成」とか「後生畏るべし」とか、若い人には無限の可能性があるという言葉はあるが、若い人に限らず、世の中にはどんな偉人や優れた人物が居るかわからない(「寒山拾得」のような)のだから、外見や現象面で他人を判断してはいけないのである。
 これは両親によく言われた。
 とりわけ私の母親は、オコモさん(今のホームレス)にも普通の人に対する様に接していた。

 私もとうとう3月3日で“古稀”(70歳)になってしまったが、人生未だ何か起きそうな気がする。否、何かしたいと思っている。  笑われるといけないから言わないが、未だ自分には可能性があると信じている。
 ただし、ノーベル賞や文化勲章に値するような人間になれない事だけは確かである。

 日本人は、お正月に新たな生まれ変わり(「Reborn」)を感じるが、4月も新たな出発(「Chalenge」)の時なのである。

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