土屋きみやす−ツッチーレポート

2019年1月14日(月) 19:39

古伊万里を見てきました。

 昔から、車では通り過ぎても、なかなか行く機会の無かった八王子に、「粋な古伊万里」展を見に行って来ました。






 イギリスのレッチワ―スを嚆矢とした、エベネザー・ハワードによるガーデンシティ(日本では“田園都市”)のまちづくりらしく、八王子も駅から放射線状の道(ユーロード)の先に、目的の八王子市夢美術館がありました。
 まずその道と、歩道としての整備に感心し、更に市立の美術館だからか入場料の割引(おとな600円が65歳以上は半額の300円)にも感心しました。 市民と市民以外との料金差別が無いのも、好ましかった。
 展示されている磁器の類は、「江戸好みのうつわデザイン」(サブタイトル)らしく、なかなか多種多様な用途や日本の焼き物文化の歴史を象徴するような芸術の域に達した磁器まで揃っており、有田発祥の伊万里(江戸初期から元禄頃に花開いた豪華な器から19世紀の文化文政以降の実用的な器)をじっくりと堪能してきました。
 さすがにマイセンなどに影響を与え、日本の磁器に大きな影響を与えた焼き物らしく、素晴らしいものが沢山展示されておりました。
 場内は撮影禁止でしたので、私が気に入った焼き物のうち、3点を図録から上手く実写のようにスキャンしてを覧いただきます。









 なお、半分ちかくの展示品は、江戸の町で使われていた実用的で廉価なものでした。 これらを見ていると、(あっ、こんなの家にもあるな)という感じが多々あり、それらも好ましいものでした。
 (そういえば、家の庭に出しっぱなしの鉢植えの受け皿も古伊万里だ!)と気付き、帰ってから洗ってみたのがこの白地に青一色の葡萄柄の物。






 裏に銘があり、もしかすると“角福”か!と、よく見たら、示編ではなく木偏の“橘”のような文字。



 結局、まあ実用品だろうから、と、ミカンを入れております。



 我々素人には焼き物の価値なんぞ判らないのと、落語の「はてなの茶碗」のような掘り出し物なんぞは無い物と思わなくてはなりません。
 最後に青磁の一輪差しをご覧ください。



 なかなか清楚でスマートな立ち姿をしているでしょう? (道具屋でたったの数百円でした。笑い) 

written by kimiyasu [ツッチーレポート] [この記事のURL] [コメントを書く] [コメント(0)] [TB(0)]

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